ドイツは留学パラダイス?!
ドイツの大学で学ぶには
いきなりのリンクですが、こちらは外国人にとってドイツは専門職の被雇用者として働くのはあまり魅力的ではないという記事です。
Organisation für wirtschaftliche Zusammenarbeit und Entwicklung (OECD),によると修士や博士を修了している被雇用者にとって魅力的な国ランキングでは12位とのこと。
それに対して留学したい国ランキングではスイス、ノルウェーに次いで3位です。
ドイツ、大学の学費が大変格安ということも人気の原因なんでしょう。
さて、日本人がドイツの大学に入学したい場合、どんな資格が必要でしょうか。
よし!ドイツに留学すぞ!と決心しても、そもそも大学を受ける資格があるのか?というところが気になるところでしょう。
基本的にはドイツのAbitur(アビトゥーアという高校卒業資格)に該当する学歴があるかということです。アビトゥーアは略してアビと言われます。
日本の大学、短大卒の場合
まず、日本の大学、短大卒の場合はドイツのアビに該当します。大学のレベルなどは関係なく、日本の大学の成績をドイツのアビに換算して希望大学、希望学科科に入学可能かを判断します。
どんなに大学の成績が悪くても応募資格はこれでクリアしているわけですが、大学の成績によって希望大学の希望学部部に入学できるかは別の話です。
また、短大卒の場合は応募できる学科に縛りがあります。基本的には自分が専攻した学科を引き続きこちらで勉強するということです。
日本の大学中退の場合
日本の大学中退の場合はどうかというとケースバイケースです。1年以上在籍していて、1年間の単位を35単位以上クリアしていれば応募資格があります。大学からの在籍証明、成績証明を取りよせてください。
日本の高卒の場合
高卒の場合、日本のセンター試験を受験し62%以上の成績をとっていることと、高校の成績証明に英語、国語、数学、理科が含まれていること。この2点がクリアしていれば応募可能です。
センター試験の結果は英文で取りよせることができるようです。試験を行っている機関にお問い合わせください。
高校中退や中卒、専門学校卒業は残念ながら応募資格がありません。
大学に応募資格があるということは、(ベルリンにおいては)2年の大学準備ビザの申請が可能ということです。そもそも大学応募資格がない人には大学準備ビザはでません。ベルリンではと但し書きしたのは、都市や州によってルールはかなり違ってくるからです。今までの経験で言うと、ベルリンのようにすぐ大学準備ビザを出してくれる都市はあまりないようです。このような条件は変更になる可能性がありますので、各都市の外国人局にお問い合わせになり、最新情報を得るようにしてください。
ベルリン以外の都市で大学準備を取りたい場合は、まず語学学校に申し込み、語学学校に申し込んでいる期間のみ滞在許可がでます。
ベルリンも語学学校の申し込みは大学準備ビザに必須ですが、3-6か月の申し込みでも2年分滞在許可が出ることがほとんどです。
大学に応募した場合は、結果が出るまでは滞在許可を延ばしてくれるなどのルールは各都市によって別途設けられています。
個別にお問い合わせください。
ベルリンでの学生ビザ、大学準備ビザの申請場所はこちらです。
Keplerstraße 2, 10589 Berlin
入り口は門を入って左に曲がったところにあり、少しわかりにくいかもしれません。
大都市は家賃が高騰してその点は難しくなりましたが、学費は安く、食費も自炊すればかなり抑えられます。
留学と言えば英語圏が人気ですが私費留学する資金がちょっと、、という人はドイツも視野にいれてみるといいですよ!
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