みなさまからよくいただくご質問にお答えします。

(ご注意)

・住民登録やビザ等の役所関連の手続きについてはお住まいの州や都市によって異なります。

・本情報は2023年9月1日時点での情報となります。最新情報は必ずご自身でご確認ください。

 

役所関連の手続き(住民登録、滞在許可・労働許可等)

保険、KSK関連

学生ビザ関連(語学学生ビザ、大学準備ビザ含む)

 


 

役所関連の手続き(住民登録、滞在許可・労働許可等)

 

住民登録できる住居がみつかりません。住民登録前でも滞在許可が申請できますか。

  • 滞在許可の申請は住民登録後になります。まずは住民登録ができる住居を見つけて、すみかやに住民登録を行ってください。

 

住民登録している家はポツダムですが、職場はベルリンです。ベルリンの移民局で滞在許可の申請はできますか。

  • いいえ。滞在許可の申請は、住民登録をしている地域の管轄移民局での申請となります。

 

シェンゲンビザ(観光ビザ)の有効期限がぎりぎりですが、移民局の予約が期限内に取れません。期限が切れても予約してあれば大丈夫ですか。

  • シェンゲンビザの期限内に移民局を訪問する必要があります。予約が取れない場合は、当日受付にて対応してください。早朝から移民局に並んで整理券を入手する必要があります(ベルリンの場合)。

 

現在保有している滞在許可の残りが短くなり更新を考えていますが、移民局の予約が滞在許可の期限内に取れません。当日受付で移民局を訪問する必要はありますか(ベルリンの場合)。

  • 現在の滞在許可がシェンゲンビザ(観光ビザ)ではない場合は、当日受付にて更新する必要はありません。移民局の予約を滞在許可の期限内に行えば、予約日まで滞在許可は自動的に延長されています。しかしドイツ国外に旅行やお仕事で出る予定がある人は滞在許可が切れる前に移民局を訪問し滞在ビザを更新するか、仮ビザを発行してもらうほうがよいでしょう。そのような対応をしないと、ドイツへの再入国時にトラブルになる可能性があります。

 

現在雇用ビザを持っていて、フリーランスビザに変更するとき、仮ビザが発行されました。仮ビザ期間内でもすでにフリーランスとして働けますか

  • 仮ビザは直前に持っていたビザのステータスをそのまま引き継いでいますので、フリーランスビザが発行されるまで、フリーランスとしては働くことができません。

 


 

保険、KSK関連

 

家族が雇用者負担で法定保険(Gesetzliche Krankenversicherung)に入っています。他の家族はどうすればいいですか。

  • ご家族が働いていない場合は扶養に入るという形で法定保険に入ることができます。しかし、520ユーロ以上の収入がある場合はご自分で保険料を納める必要があります。

 

ドイツの会社に就職が決まりました。自分で保険に加入する必要がありますか。

  • 正社員、パートタイム社員として就職が決まった場合は会社が手続き行います。加入する保険会社は自分で選べますが、手続きは会社を通して行う必要があります。パートタイム社員の場合は月給が520ユーロ以上である必要があります。

 

フリーランスとして働いています。法定保険に加入可能ですか。

  • 基本的にフリーランスは法定保険に加入できませんのでプライベート保険に加入することになります。ご職業が芸術関係やジャーナリストでしたらKSKを通して法定保険に加入可能ですが、KSKに加入するには審査があります。

 

滞在許可の最初の申請時に旅行者保険にて申請しました。この保険のまま滞在許可の更新が可能ですか

  • 滞在許可の更新時には旅行者保険は受け付けられません。ドイツの法定保険に加入するか、ドイツの法定保険に適応するプライベート保険に加入してください。プライベート保険加入には様々な条件があり、滞在許可の残り期間13か月を切ると保険加入は大変困難です。お早めにお問い合わせください。

 

一番最初の滞在許可申請は旅行者保険で大丈夫だと聞きました。どの会社のものでも滞在許可申請が可能ですか。

  • どの保険会社でもいいというわけではありません。日本の保険会社はほぼ受け付けられません。個別にお問い合わせください。

 

ドイツに住んでいてアーティストとして活動していますが、仕事はすべて日本などドイツ以外の国からきています。KSKに加入可能ですか。

  • 基本的にドイツ国内からの受注が必要です(例外がありますので、詳細はお問い合わせください)。

 

アーティストとしての収入だけでは生活費が足りないのでアルバイトをしています。KSKに加入可能ですか。

  • 収入の大部分がアーティストとしての収入である必要がありますが。しかし、生活費の「一部」をアーティスト以外のお仕事で得ている場合はKSKに加入可能です。

 


 

学生ビザ関連(語学学生ビザ、大学準備ビザ含む)

 

ドイツの大学に入学したいのですが、家族を帯同することはできますか。

  • 大学準備ビザおよび大学生として学生ビザを取得できた場合は、ご家族は家族ビザが取得できます。十分な資金があることを証明してください。

日本の高卒、もしくは専門学校卒です。ドイツで大学に進学できますか。

  • 日本のセンター試験を受け62%以上の成績を修めている場合は可能です。

大学準備ビザを取得しました。アルバイトが可能ですか。

  • 1年目はクリスマスなどの大型休暇の時のみアルバイト可能です。2年目からは時間数に制限がありますが、アルバイトも可能です。

日本の両親に留学費を援助してもらいます。大使館で両親の資金証明をしてもらおうと思ったら廃止されたといわれました。どうすればいいですか。

  • ドイツの銀行で閉鎖口座(Sperrkonto)を開いて、1年分の留学資金を確保してください。閉鎖口座とは毎月引き出せる金額に上限が設けられている銀行口座のことです。ドイツで大学準備ビザ、語学学生ビザを取得する場合は、「滞在を希望する月数 × 最低限の1ヶ月の生活費」以上の金額が閉鎖口座に入金されていることの残高証明書が必要になります。留学先(語学学校、交換留学、大学への正規留学など)によって異なりますが、2023年の年間標準で11,208 ユーロとなります。各都市によって異なりますので、申請先の移民局(外国人局)にご確認ください。