ドイツで勉強しよう
語学学校/大学準備編

前回はドイツの大学への応募資格についてご説明しました。こちらを参考にしてください。
ドイツの大学に応募する資格はありそうだ、、でもドイツ語は??というのが次のステップだと思います。今回はドイツでの語学学校ビザ、大学準備ビザについてご紹介します。
ドイツの大学の魅力
ドイツの大学に留学するのにあたって、一番大きな魅力は学費の安さだと思います。
州によって少し違いはあるかもしれませんが、ベルリンにある代表的な公立大学の授業料は以下の通りです。
FU(ベルリン自由大学) 夏学期 312.89ユーロ
HU(フンボルト大学) 夏学期 315.64ユーロ
ポツダム専門大学 夏学期 316.34ユーロ
ドイツの大学は2学期制です。ですので年間の授業料は大体この金額の倍ということですが、日本円にして約8万円!
日本の国立大学でも50万円以上ということが多いので、その差は歴然としていますね。
その他の都市の大学も「都市名 Semesterbeitrag」と入れて検索してみてください。
ドイツの大学の応募資格
前回の記事でも応募資格について書きましたが、ドイツの大学に応募資格があるかは日本での最終学歴によって決まります。高卒、専門学校卒、大卒などによってドイツのAbitur(アビトゥーア)に匹敵するかを審査されるのです。その審査はUniAssistというところを通して行われます。
自分の卒業資格がドイツでどのステイタスにあたるかが分かるサイトはこちらです。
https://anabin.kmk.org/no_cache/filter/hochschulabschluesse.html
美大、音大などの場合は実技試験もあります。その場合は、応募できる最終学歴も変わってきます。 また、音大、芸大は入学時に必要なドイツ語レベルも通常の大学とは異なります。

ドイツの大学入学に必要なドイツ語力
応募資格があるとわかったら、当然やらなければいけないことはドイツ語の勉強です。大学だけではなく、高校までの教育でもドイツ人は「自分の頭で考えること」を鍛えられています。日本の入試のようなマークシートで4択といったような試験はあまりなく、記述が中心です。
大学で勉強も、ディスカッションやエッセイを書くといった、「自分の頭で考えて発言する、論じる」ということに重きを置いています。
そんな中で、外国人学生が肩を並べるのは容易なことではありませんね。
もちろん、入学時にそれだけのドイツ語力がなくてもいいんです。ドイツ人学生の中で揉まれているうちにドイツ語もどんどん伸びていくでしょう。
そうはいっても、ドイツ語初級では大学には入学できません。
大学入学のためのドイツ語試験
ドイツの大学入学のためのドイツ語テストはいくつかあります。
まずはDSH。このテストは各大学で実施されているので傾向と対策があります。大抵の語学学校ではこのためのコースがあるので、ぜひ受講しましょう。
また、大学によってはDHS準備コースがある場合があります。このコースで勉強すれば、受けたい大学のDHSの傾向と対策が同時に勉強できるので、効率がいいですね。B2くらいまでは独学でできる!という人もいるかもしれませんが、DSHは手ごわいです。
大学実施ではないテストで代表的なものはTestDaFです。これは年に何回も実施されるので、チャンスが多いですよ。こちらも語学学校で対策コースを受けてからの臨むのがいいでしょう。
語学学生ビザ/大学準備ビザを取得しよう
語学学校ビザは認可を受けている語学学校のインテンシブコースに一定期間申し込みさえしていればだれでも取ることができますが、大学準備ビザは大学に入学することが前提なので日本での最終学歴の書類など必要書類が多いです。どの書類が必要かはその人の最終学歴によって違います。
各都市にたくさんのドイツ語学校があり、VHSという市民大学が開催しているドイツ語コースでもビザは取得できます。
重要なのは銀行口座です。
2018年より日本にいる両親の経済負担証明書(領事館や大使館で発行してもらっていました)が廃止になり、ドイツの銀行のブロックアカウントが必要になりました。口座開設までに2,3週間はかかるので、余裕をもって外国人局訪問の1か月くらい前には準備したほうがいいでしょう。
ブロックしておくべき金額は変更になることがあるので、各都市の外国人局のページなどで新情報をチェックしましょう。
語学学生ビザは最大で1年ですが、大学準備ビザは最大2年まで猶予があります。また、2年目からはバイト可というとても便利なビザですが、どの都市でも取得可能というわけではありません。
各都市の外国人局へのお問い合わせなど、サポートが必要な場合はご一報ください。